本村古道
 本村の名が示すように、松浦党
山ん寺城の出城のひとつであった
岩谷の砂門城の麓に位置している上本村、下本村には、古いものの1部が現存している。
 舞原地区の古い道路は、鍵型の形状で現存する。
 ほとんど舗装されているが、写真の岩崎清利さん宅の前までが、昔のままの形で、残っている。
 撮影した場所の後ろは、舞原団地になって、いるが、30数年前までは、俗に、「やまんね」と呼ばれていた1軒屋の前田さんの所から左折して山のふもとを通り、中十里へ繋がっていた。
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下舞原、岩崎清利さん宅の前約50メートルが、昔のまま、残っている。遠景の山は、西ン岳。
宇戸越えを経て、佐世保柚木から相ノ浦へと続いている。
古老の話によれば、造り酒屋や湯や、旅籠などがあったそうで、かぎ型の道路の形状は、鉄砲伝来以後の道路形状に似ていることから、室町以後の普請だと思われる。
 青い線が本村古道と想像されるところで、赤いところが、上の写真の場所である。