平成１４年に地元の真言宗関係の有志が、地蔵尊の痛み具合を心配されて
新しく、地蔵尊を建立され、屋根つきのお堂（？）を造られたことは、現代版
かさこ地蔵のようで、ありがたいことですが、文化財的観点から見ると、非常
に残念なことです。

「ぼさんばし」の石碑

新しい六地蔵尊。左から
（伏息、伏勝、諸龍、護讃、無二、禅林）地蔵
平成十四年十二月吉日
裏側には、真言宗お講仲間と世話人の名前
が刻まれている。
世話人：浦川保作、吉永博、重富八郎
　　百武孝、重富利為、重富恒三、福島光孝
とある。重富姓以外は、なぜか浄土真宗の
門徒であることがおもしろい。

ずうめき墓地の入り口にある

以前の地蔵尊についてのことも
刻されていた。
大正二年七月
　北　峯吉氏
原明出身佐世保市会議員