原明の浦川幹男の弟です。3年前 妻が亡くなった時に、戒名をいただきました。小さな仏壇ですが、飾らしております。しばらく病気をしておりましたので、なかなかパソコンを使う機会がなく、今日ホームページを見てメールさせて頂きました。帰省した時には、お参りさせて頂きたいと思います。その時は、よろしくお願いいたします。 |
メール、ありがとうございます。久しぶりにHPを開いたら届いていました。 幹男さんも奥様の看病、痩せた体で献身的になさっておられる姿に頭が下がります。 幸吉さまも御病気だったのですね。どうぞごゆっくり養生なさってください。亡くなられた奥様、もう3年もたつのですね。思い出された時は、「ああ、ここにかえってきてくれたのだ。」という還相摂化(げんそうせっか)の働きと、よろこんで念仏していただきたいと思います。浄土真宗の一番のご利益かと思います。 ちなみに、浄土真宗では、戒名と言わず、法名と言います。 これは、戒律を保てるような自力の行者ではないからです。阿弥陀如来の大きなはたらきによって(絶対他力)しか救われない煩悩具足の凡夫は、とても戒律など守れない。だからこそ、私を目当てに阿弥陀仏のご本願が、成就されたのです。 そのご本願をいただく信心の行者は、すべて、お釈迦様の仏弟子だという意味で、釋(しゃく)○○という法名が付けられるのです。 法名について、末本浩然さんの「仏事のイロハ」というご本から引用します。 ーーー法名というのは“仏法に帰依した人の名前”(キリスト教のクリスチャン・ネームのようなもの)で、主に本山で行われる帰敬式(ききょうしき:おかみそり)を受けた人に対して、ご門主から授与されるものなのです。 |