●雅楽教室ぼちぼちです 4月から始めた雅楽教室(28日)は、8名ずつの参加でした。 4月は、笙を、5月は、竜笛を中心に吹いてもらいました。音が出るという喜びは、顔に出ていい顔をされます。5月は、音が出るだけでなく、越天楽の初めのフレーズに、取り掛かる人も出てきました。何かを始めようとするときに年齢や性別など関係ありません。やってみようと思ったら、もう半分は目的を達成していると思います。13日のむりょうじゅ会の時は、当面音楽法要で、打ち物を中心に練習します。笛や笙などの鳴り物は、28日に稽古して、できれば、11月23日の祭のときに披露できたらと考えていますので、ぜひ参加してください。祇園楽という曲で、歌い方、演奏方、踊り方で、盛り上げようと思っています。 ●人権について考えよう 6月は、講演会を6回引き受けています。 高齢者教室が蔵宿と戸矢の2カ所、啓徳高校の御命日法要のお話、大坪町赤門大学、JA長崎女性大学講座、有田町10区の人権同和問題講座の6回です。 6月27日(金)夜7時から、上本公民館の三葉館で、楠木原、下本、上本の10区の皆さんに人権問題のお話をさせていただきます。 「仏教者から見る人権同和問題」と題して、お釈迦様をはじめ、差別と対峙してこられた仏教者のこと、ヘイトスピーチやブラック企業のこと、ネット上での問題、男女共同参画についての問題など、お話しします。 ぜひ聞きに来てください。 |
言葉を味わう C 触光柔軟 (そっこうにゅうなん) 五月は、一段と光が強くなって、若葉を照らします。一般に光を浴びるとか、光に照らされるという表現をしますが、光に触れるとは、どういう意味なのでしょうか? この言葉は、阿弥陀如来の四十八願のうち、第三十三番目の願の言葉です。 蓮如様は、そのたとえとして、洗濯物が乾くことを挙げられています。 洗濯物自身は、自分の力では乾くことができないが、太陽や風といった〈他力〉のはたらきによって乾くように、私が救われていくということは、私の力ではなく、大いなる働き〈他力〉によるのだとおっしゃるのです。そのように感ずれば、心が和らぎ、十分に物事に対応することができるというのです。 そして、報恩感謝のお念仏を称えることが、さらに、光に触れることとなり、石のように固い私の心が、水のように、柔らかくなっていくのです。しかも、その柔らかな水は、硬い石を穿つ力を持っているというのです。 私のものさしで、物事を図り、自分の殻に閉じこもって、がんじがらめに自縛している自分の心の解放は、光に触れることによって、解決していくのです。 |
六月の行事予定 13日(金) PM7:30〜 むりょうじゅ会 音楽法要の練習、雅楽の打ち物の練習 14日(土) PM7:30〜 原明お講 *8月に松浦組の少年少女キャンプの会所が回ってきました。 期日はまだ未定ですが、ご協力お願いします。 |