仏像のまね@ 風呂の湯船につかりながら、妙なことを思いついた。 腰湯をしていて、阿弥陀如来の格好をしてみたら、不思議な気持ちになった。次に、お釈迦様のお悟りのポーズをしてみると、さっきの阿弥陀如来の時の気持ちとは、別の、違う気持ちになった。 言葉では何とも言い表せない不思議な感覚だった。その時、観音菩薩の半跏思惟像や、お釈迦様の涅槃像の意味は、どういう意味があるのかという疑問がわいてきた。 ロダンの考える人のポーズは、人間が考えるときにする格好だ。それも苦悩を伴った思考の時に行うポーズのように僕には思える。 阿修羅像の六本の腕の意味や、千手観音のたくさんの手、合掌の姿。忍法の手印は、修験道の行者の印とも言われている。 すべてのポーズには、それぞれの意味があるのだろう。これは、面白い、仏像のまねをしてみようと思った。しかし、思ってはみたものの、正確にはどんな格好なのか、なんとなくわかりはするが、指の先や足の開き、顔の傾き、目の向く方向などはよくわからない。これは、調べてみる必要があると思って、風呂から出た。 今月号から仏像のポーズをいろいろ紹介し、その意味を考えていこうと思います。 |
●お知らせ ホームページのURLが次のように変わります。 http;//momotani,sakura.ne.jp 引っ越しがうまくいってないので、不具合が生じています。 ●春の彼岸会法座 3月19.20.21日の三日間 いずれも、夜7時半からです。 21日の中日は、朝10時からも勤めます。 どうぞ、お誘い合わせてお参りください。 |