2019.1 桃谷法信
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★仏教的に食を味わう⑳ 雲をいただく霞を食う 「まるで、仙人のようなことを」と思われるかもしれませんが、食とは、そもそも人が良くなる、人を良くするという部首から成り立っています。ただ単に、体を作るための栄養成分だけに目を向けてはなりません。水上勉さんは、「土を喰う日々」というご本をお書きになっていますが、禅宗の転座という食事係のお坊さんのお仕事は、いのちをいただいているという根底で、調理をされます。材料を無駄なく使いきること、それが、精進料理の真骨頂であり、材料を育ててくれた土や空気や熱や光をいただいているということへの思いを感じることだと思います。「多くのいのちと皆様のおかげ」で、食事をいただく、それが、最高のご馳走です。 ●1月の行事予定 1日 元旦会 0時~除夜の鐘に引き続き。福引あり。 4日 総代世話人会 6日 お磨き、餅つき、お華束盛り、新年会 *御正忌報恩講の準備です。 毎年、色餅をついて、小さくちぎり、竹串に 刺していく作業は、色々なデザインがあり、 頭の体操にもなります。未経験の方、大歓迎です。 ピカピカに磨いた仏具とできあがったお華束盛りで 内陣を荘厳し、その前で、記念撮影をして、あとは、 恒例の新年会です。どなたでも、お気軽に参加して ください。 10日~13日 朝6:00~夜7:30~御正忌報恩講 ●12日は、子ども報恩講(雅楽の伴奏で、音楽法要) ●13日は、大逮夜です。 14日 原明おこう(岩永冨士枝さん宅 夜7:00~) 14~16日 諌早市小長井 浄真寺様御正忌 出講 |