*人生は苦なり。・・・四諦とは悟りへ到達するための道筋のことであり、苦諦、集諦、滅諦、道諦の4つの過程を言う。諦というのは、あきらめるという意味ではなく、明らかにするという意味です。
苦諦
(くたい)我々の生活は「苦しみ」に満ちあふれていることを見極める。
集諦
(じったい)「苦しみ」の原因は欲望や執着心であることを見極める。
滅諦
(めったい)「苦しみ」から逃れるには、その欲望や執着心を捨て去ることで あると見極める。
道諦
(どうたい)それを導く具体的な方法「八正道」を実践する。
言葉を味わう D 言葉の恕
元京都大学総長の故平澤興さんは、論語の一節がお好きだったようで著作や講演によく引用されています。
子貢(しこう)は聞いた。 「先生、たった一語で、一生それを守っておれば間違いのない人生が送れる。そういう言葉がありますか」 孔子は、「それは、恕(じょ)かな(其恕可)」と答える。
孔子が「恕なり(其恕也)」と断定せず、「恕か」と曖昧(あいまい)に答えたところに、なんとも味わい深い孔子の人柄を感じる、と平澤さんは述べておられます。 ちなみに、恕というのは、ゆるす、おもいやる、はかる。という意味で、 如の心、即ち、一切を包容して進歩向上せしめんとする心のことです。 5月の行事予定 13日(日) むりょうじゅ会例会 19:30〜 御文章について *以前は、御文章披露という法座を勤めていましたが、 むりょうじゅ会で、御文章を味わいます。 どうぞ、お参りください。 14日(月) 原明地区お講 28日(水) 雅楽練習会 19:30〜 |