*むりょうじゅクラブ主催 大須賀ひでき一人旅ライブ
2018 新たな旅・一人旅ライヴ in 九州 PART2

 201712月でデュークエイセスが

解散しました。年齢が1番若かった

大須賀ひできさんは、澄んだ歌声を

すさんだ社会に届けるべく、今年から

ソロ活動を開始されました。

「いい湯だな」「女一人」など往年の

デュークエイセスの曲も織り交ぜながら

認知症や子どもの孤独など、私たちが

考えなければならないことも歌うことで

問題提起されています。

 ぜひ、聴きに来てください。

 5/17木  5/20日  5/21月  5/21月  5/25金  5/26土
18:30 13:30 13:30 19:00 13:30 10:30
有田町上本乙二八八三    法泉寺   有田町役場町民ホール (役場1F) 有田町戸矢   りんでんホーム (入居者無料) 武雄温泉  京都屋 伊万里市  栄町公民館 栄町・歌う会   伊万里市東山代町里 尊光寺  (門信徒無料

大須賀ひできさんは、
 元デュークエイセスのトップテナーでミュージカルの歌手。
 ・いずれも共通入場券1000円で何回でもどこでも入場でき  ます。
 ・プロの歌声とギターテクニックをお楽しみください。 
  
      
 日本も韓国もアメリカも、ロシアや中国、朝鮮民主主義人民共和国も滅茶苦茶です。シリアもアフガンも、世界中のあらゆる国が、うその塊のように見えます。政治家や官僚の言葉のどこに真実があるのでしょうか? 
 エゴ丸出しの○○ファーストがはびこり、欲望のとりことなって、地獄行きの火の車の中にいるようです。これは、政治家や官僚だけでなく、私自身のことだと思わずにはいられません。
 1400年前に聖徳太子は「世間虚仮、唯仏是真」と言われ、800年前に親鸞さまは「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、万のこと皆もて、そらごと、たわごと、まことあることなきに、ただ、念仏のみぞまことにておわします。」とおっしゃいました。お釈迦様の時代、蓮如さまの時代、縄文時代を除いて、貯えを覚えた人間の欲望の姿は、洋の東西を問わず、時代如何を問わず、争いを繰り返してきたことに現れています。
 阿弥陀如来の48の誓願の第1には、「設我得仏、国中地獄餓鬼畜生者、不取正覚」とあります。(我、仏を得たらんに、私の国に、地獄や餓鬼や畜生がおったならば、私は決して悟らない。)これは、この世=娑婆世界が、地獄や餓鬼や畜生に満ち溢れている、という現実を言い表されているのです。お釈迦様がこの阿弥陀如来の誓願を説かれる前から、十劫の昔から、人間は、現在の人間と少しも変わることのない煩悩具足の存在だったのです。 
 親鸞様は、「無明煩悩、我らが身に満ち満ちて、欲も多く、怒り、腹立ち、そねみ、ねたむ心多く、ひまなくして、臨終の一念に至るまで、とどまらず、消えず、絶えず。(一念多念文意)」というのが、私たちの正体だよ。と教えてくださっています。自分の力では、どんな修行をしても救いようのないこの私であったと自覚するところに、絶対他力の阿弥陀如来の救いが差し伸べられているのです。
 ところで「仏教的に食を味わう」を連載していますが、食も、虚仮の中にあるような気がします。
  それは、添加物もさることながら、エキスと名のついた恐ろしいもののことです。旨味エキスの正体を知れば、インスタント食品やレトルト食品などが、癌になるための餌のように思えてきます。また、ラーメンのほとんどが、焼き塩に化学調味料、豚骨エキス、チキンエキス、香辛料、乾燥ネギ、酸味料、とろみをつける増粘多糖類などが使用され、豚骨や鳥ガラ、牛骨や野菜をじっくり煮込んでのだしを取っているところは、数えるほどしかありません。
 カップラーメンのラベル表示を見れば、一目瞭然です。
 旨味エキスというのは、塩・化学調味料・たんぱく加水分解物から作り、これにカツオの匂いをつければ、「かつおだしの素」昆布のエキスを入れたら、「昆布だしの素」、両方入れると「和風だしの素」になるのです。
これらのエキスの原料は、ほとんどが中国から輸入されているものです。下水廃棄処理した油から再生された食料油や廃棄処分されるべき肉類を乾燥させて粉末エキスにしたり、チキンエキスや豚肉エキスは、高熱処理した製造工場の検査証明がついているだけで、高価で時間のかかるDNA検査はしてありません。アメリカは、すでに中国からの旨味エキスを輸入禁止していますが、日本は無防備に輸入して、簡単便利な方法で食品を製造しています。
 アレルギー疾患や花粉症、がんの発生率など急激に増えてきたわけは、どうもこの無防備な食品管理にあるのではなかろうかと思っています。
仏教的に食を味わうK 旨味エキス

 今回は、一口法話で述べたように、旨味エキスについて、述べます。
確かに、グルメ志向と人間の食欲から見ると、便利で簡単で、おいしい食物があふれてりますが、そのほとんどが、旨味エキスの恩恵にあずかっています。
しかし、エキスの原料は、死んだ鶏や豚、生きていても鶏には〈痩肉精)と言われる成長促進剤が投与され、わずか45日で成鶏にされ、45Kgも重く育てられ、牛や豚も同じような育てられ方で、どうしたら短期間でお金儲けができるかが最優先されているのです。また、野菜エキスにしても、残留農薬については、ほとんど検査もされていないのが実情です。
 人間が本来もっている味覚が、旨味エキスによって奪われてしまいました。インスタント食品、冷凍食品、レトルト食品から少しずつ離れて、旬の食物をじっくり味わうことが、仏教的に食を味わうことではないでしょうか。
  5月行事予定

 ● 1日 黒川高齢者サロン説法ライブ 
10時〜
 
●13日 むりょうじゅ会例会 夜7時半〜
 ●14日 原明お講 福島むつ子様方 夜7時〜
 ●22日 有田町本町サロン説法ライブ
 13時30分〜
 ●24日 JA長崎佐世保日宇総会説法ライブ
 15時30分〜
世間虚仮
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2018,5 桃谷法信